全醤工連・醤油協会総会 醤油2団体に新会長 

2007年06月05日

 全国醤油工業協同組合連合会は5月22日、通常総会を開催し、平成18年度事業報告および決算報告を承認の後、役員改選を行った結果、新会長に武田興光氏(山梨県味噌醤油工業協同組合理事長・テンヨ武田会長)を選任し、副会長3名は、延賀彧彦(龍野醤油協同組合理事長・日本丸天醤油社長)、大久保太郎(熊本県醤油工業協同組合理事長・フンドーダイ社長)、三林憲忠(三重県醤油味噌工業協同組合理事長・ヤマモリ社長)の3氏を選出した。

 武田興光新会長は、「景気の上昇が言われているが、食品業界はなかなか回復してこない。醤油業界は、原料高、製品安の苦境下にあり、雑問が山積しているが、幸い有能な3副会長のご協力を得て会長の職を引き受けたので、醤油の需要拡大、発展のため全力を尽くし仕事をしたい」と就任の抱負を語った。

 日本醤油協会も5月21日の総会で、役員の改選を行い、新会長に濱口道雄氏(ヤマサ醤油社長)が就任し、副会長は、浅井昌信(ヒガシマル醤油社長)、牛久崇司(キッコーマン社長)、武田興光(全国醤油工業協同組合連合会会長)の3氏が選任された。