宝ホールディングス相談役で元宝酒造社長の大宮隆氏が6月4日、肺炎のため亡くなった。95歳だった。
大宮氏は大正2年、滋賀県出身。同志社大学法学部を卒業後、宝酒造入社。昭和22年取締役、32年常務取締役、40年代表取締役副社長を歴任、41年から59年まで代表取締役社長を務めた。平成5年に取締役相談役、14年5月から現職に就任していた。社長就任中には宝焼酎「純」を発売。それまでの焼酎のイメージを一新し、その後の焼酎ブームの礎を築くとともに、業績を大幅に伸ばした。一方で、日本蒸留酒酒造組合理事長、京都経営者協会会長など、公職も歴任した。昭和53年には藍綬褒章、59年には勲三等旭日中綬章を下賜された。
通夜は6月5日、密葬は6日に近親者のみで執り行われた。喪主は長男で同社社長の大宮久氏。
同社は7月9日、「お別れの会」を京都市内で行う。場所、開催時間などは未定。