【名古屋】伊藤忠食品は1月23日・24日の両日、名古屋市港区のポートメッセなごやで「東海営業本部2008年・総合食品展示会」を開催。出展メーカー329社(酒類メーカー36社)が参加、両日で約1600人が訪れた。
今回の展示会テーマには「価値の創造と発信」を設定。営業力・提案力をアピールするため、各カテゴリーの営業部員全員が企画づくりに参画。「安全・安心」「健康」「適量化」「環境」といったキーワードを企画の中に落とし込み、会場を「ISCのこだわり」「デザート&スイーツ」「外食・デリカ」「ギフト」「メニュー提案」「ネクスト提案」「新製品試食・試飲」「酒類」の8ゾーンに分類した。今回、出展メーカー各社に「既存商品の価値を高め、小売・消費者に発信できる提案を」と呼びかけ、「もの」から「こと」、「単品」から「シーン」に見方を変え、消費スタイルの進化を捉えた新しい価値づくりに向けた提案に力が注がれたものとなった。
「体に優しいお酒」「和みの和リキュール」「かんたんカクテル」「SWEETSに合うお酒」の各コーナーが設けられた「酒類ゾーン」では、体を気遣った製品展示と共に、新しい飲み方として女性に人気の和風リキュールや簡単につくれるカクテルの紹介、スイーツとさまざまなお酒を合わせて試すことができるコーナーが注目を集めていた。また、新製品ゾーンでも酒類を一堂に展示。「本質がわかるセミナー」の中では、関谷醸造㈱・遠山久男氏による「お酒は生きている~『美味しいお酒』と『適正管理』」と題した発表も行われた。
なお、同社によると東海営業本部の第1四半期は103%で推移。内、酒類は105%で推移したとのことだ。