【埼玉】平成19年秋の叙勲で“旭日小綬章”を受章した埼玉県酒造組合会長の小山景市氏(小山本家酒造社長、世界鷹小山家グループ代表取締役社長、世界鷹酒販社長、日本酒造組合中央会関東信越支部長)の受章記念祝賀会が2月19日、浦和ロイヤルパインズホテルで開催され、関東信越管内、埼玉県内酒造業者ら、約300人が臨席し盛会を極めた。
祝賀会は発起人代表の矢野埼玉県酒造組合副会長のあいさつについで、滝沢副会長が「小山会長は、埼玉県酒造組合会長として県産酒の振興にご活躍されるとともに、次から次へと新しい企画を立て、それが実り、今や全国で第6位の酒造蔵に躍進した功績は絶大だ」とたたえた。来賓の祝辞では上田清志埼玉県知事が「小山さんは、県産酒の需要拡大への功績が大で、県産酒のレベルアップに尽力されていることが今回の栄誉を得られたものと思う。今後とも健康に十分注意されて酒造業界の発展にご尽力されたい」と述べ、淺見敏彦日本酒造組合中央会副会長は、「関東信越支部は、6県の酒どころを有する高品質の日本酒の産地なので、需要の振興にさらにご尽力をお願いしたい。小山さんは新しい経営感覚を持つ酒造家で、酒造家としても、経済人としても立派な方で、今後とも酒造界のさらなる発展のため、リーダーとしてご活躍をお願いする」と懇請していた。
受章者の小山社長は、「このような祝賀会を開催していただき、心からお礼を申し上げる。叙勲の栄誉は皆様の強い力添えがあったこそで、ご指導、ご支援、ご協力の賜物だ。当社は間もなく『創業200年』を迎えるので、これからも、さらに良い酒を造るよう頑張っていきたい」と謝辞を述べた。