【兵庫】大関は6月15日、酒米栽培の中心地・三木市吉川町稲田地区で、20歳以上の女性が参加して、同社オリジナルの酒造好適米「いにしえの舞」の田植えを行った。
このイベントは、若い女性に米作りをとおして清酒に親しみを持ってもらうことを目的に実施したもので、秋には田植えした米の稲刈りも予定している。できた米は同社が清酒を醸造し、参加者に届けられる。
当日20代から40代の女性30人が参加。ほとんどの参加者が、田植えは初めてということもあり、地元のみのり農協の農家の人たちの指導を受けながら、約1時間半をかけて230坪の田んぼに、用意された「いにしえの舞」の苗を田植えしていった。
今回田植えをした酒造好適米「いにしえの舞」は、「山田錦」を祖先に持つ品種で、「兵庫夢錦」と同社が平成8年に復活した品種「早大関」を掛け合わせたもの。たんぱく質の含有が少ないため、すっきりとした味わいが特長の清酒ができる。同社の発売している「IKEZOいにしえの舞・特別純米酒」に使用されている。
参加した女性は「清酒が好きなこと。そして自然と接する機会が持ちたかった」と参加の理由を語り、予想以上にすべる足場に注意しながら、初めて田植えに挑戦していた。同社の長石元一マーケティング部長は「こうしたイベントを通じて、女性の清酒ファンの開拓につながっていけば」と手応えを語っていた。