塚本鑛吉商店 “画像検査装置DT100”を開発

2008年08月25日

 【東京】塚本鑛吉商店(塚本正義社長)は日本酒など酒類を、万全な内容・姿で提供できるよう自動でびんの検査が可能な「画像検査装置DT100」を開発し、酒造業界などに販売を開始している。

 この装置はお酒の異物検査とびん検査の自動化を低価格で実現できるもので、びん口の割れの自動検出や充填後の異物の自動検出が可能。主な特徴は(1)画像処理装置およびカメラは一流メーカー製(2)本体はアルミフレーム製で衛生的(3)異常を検出するとブザーとランプで知らせる<オプションでライン停止などが可能>(4)びん種の変更はカメラの高さ調整とセレクトスイッチを押すだけ(5)既設ラインに簡単に組み込める構造。機種はDT100-A(びん口の割れ)、DT100-B(びん内の異物)、DT100-C(びん口の割れとびん内の異物)の3機種。

 仕様・本体サイズは幅600×奥1200(A型のみ800)×高さ1990、能力は2000本/時、コンベアの高さ700~1100mm、電源はAC100V。販売価格は300~400万円と安価。