【広島】広島県内の〝旨い食〟が集まる「ひろしまフードフェスティバル」が10月25日、26日の2日間、広島市中区の広島城周辺で開催された。今年で4回目となる同フェスタは、県内で採れた海の幸や山の幸などを販売する多くの店が出店し、2日間の食の祭典に80万人を超える来場者が舌鼓を打った。
今年は、広島県酒販青年連合会が初めてブースを出店し、地元の酒をアピール。今回は、県内の純米酒などを中心に29銘柄を並べた。同会ではこれまで、10年にわたって広島市内の商店街・本通りにあるアンデルセンを会場に「広島酒蔵まつり」を開催してきたが、「今まで日本酒を飲んだことのない人、日本酒に興味を持っていない人にも広島の美味しい酒を飲んでもらい、広島の日本酒を各世代に幅広く広めていく」(同連合会)ために会場をフードフェスティバルに移して今年はじめて開催した。同連合会の岡村康生会長は、「今回、初めて日本酒を飲むという人も多く、これまでの会とは違った反応を見ることができた。これからも県内のおいしいお酒を地道に伝えていきたい」と話した。