木元酒販(福岡)が事実上倒産、山城屋酒販倒産で経営悪化

2006年03月22日

 【福岡】酒類卸の(株)木元酒販(北九州市小倉北区東港1-1-17、木元栄一代表取締役)は3月15日、約束手形の決済資金不足による不渡りで、事実上倒産した。
 昨年5月、主要取引先だった山城屋酒販(株)(北九州市)が民事再生法手続の申立により倒産し、7000万円の不良債権が発生。同社に対しても信用不安が広がるなか、不良債権額を越える約1億円の個人資金を投入してきたが、今回の不渡り発生となった。
 同社は今回の事態により、今後の商品供給が不可能と判断し、同月16日付で、代理人弁護士(辰巳和正)を通じ、債権者に事業を廃止し法的整理によって事業を清算する準備に着手したことを通知。同月20日、福岡地裁小倉支部に自己破産の申し立てを行った。
 同社は大正9年に創業。昭和7年に合資会社木元本店に法人化し、昭和44年に株式会社へ改組。85年間、酒類卸売業を営んできた。