【大阪】大阪府酒販組合業務用会(浅井徹郎会長)は6月27日、第52回記念総会を大阪市都島区の太閤園で開催した。
浅井会長は「業務用市場は、樽生ビールは安値安定で、ウイスキーは品不足と問題を抱えている。当会としては、業務用酒販店の利益となる活動を展開したい」とあいさつするとともに、「過去にない大きな取り組みとして、雑瓶処理への取り組みがある。今までは雑瓶に関しては、酒販店が処理することが習慣化していたが、今後、料飲店に向けて処理を行ってもらうべく、チラシ配布など啓蒙活動を行っていく」と示した。
また大浦好宏大阪府小売酒販組合連合会会長はあいさつの中で、酒税法および酒類業組合法の一部改正について、「長い道のりではあったがようやく実現した」と報告した。
議案審議では、平成27年度事業報告、収支計算、28年度事業計画案、収支予算案などの諸議案を審議、いずれも承認可決した。事業計画案では、①生販三層のより一層の団結による市場の安定と促進のため、大阪府小売酒販組合連合会と一体となって施策を講じる②未成年者飲酒防止対策について年齢確認の徹底――の2点を強調した。