国分グループ本社は、首都高速道路（首都高）日本橋区間地下化事業に伴い本社を一時移転する。
首都高地下化事業に伴い、本社ビル敷地にトンネルを整備することが計画されたことから、日本橋エリアの地域活性化に協力すべく、敷地の地下を当該事業へ提供することを決定。首都高地下化の工事期間は概ね10年が予定されていることから、同社グループは近隣の八重洲に用地を新たに取得し、「国分第二本社ビル（仮称）」を今年夏に建築を開始。26年春に移転する。建築にあたっては、省エネ技術の採用による「ＺＥＢ Ｒｅａｄｙ」評価を得るべく、ＣＯ２削減など環境に最大限配慮するとともに、新しい食の価値を創出する場となることを目指す。
なお、現本社ビルは27年春に解体後に首都高地下化工事が開始され、首都高地下化工事完了後は、現本社ビル敷地に「国分第一本社ビル（仮称）」を再建築し、両ビルの新たな活用を検討していく。なお、登記上の本社所在地（東京都中央区日本橋一丁目１番１号）に変更はない。
【国分第二本社ビル（仮称）概要】
▽所在地＝東京都中央区八重洲一丁目１０３番２（地番）▽建物概要＝地下１階、地上14階建▽敷地面積＝９１２㎡▽延床面積＝８２３３㎡（免震構造）