【茨城】木内酒造㈱は、JR水戸駅直結の水戸駅ビル エクセルみなみ3Fに「蔵+かつ」を開業した。
茨城県は豊かな食の産地だがあまり知られていないことから、その魅力を茨城県の玄関口でもある水戸駅内で、より多くの人に気軽に味わってほしいと同店をオープンした。
「蔵+かつ」で使用する豚肉は、茨城県産の銘柄豚肉の中から厳選した上ランク以上のみで、石岡市の豊かな自然のなかでのびのびと飼育された豚をまるごと一頭仕入れることで、ロースや上ロースのほか、一頭からわずかしか取れない希少部位のかつも提供する。
とんかつの仕込みには、岩塩と酒蔵で造る大吟醸の米麹を贅沢に使用。二週間以上熟成させることで、麹に含まれる酵素が肉のたんぱく質を分解し、柔らかくしっとりとした旨味が凝縮された肉質に仕上げた。
揚げ油には、豚肉から取れる自家製ラードを使用し、肉厚にカットした豚肉の肉汁を閉じ込めるために低温でじっくりと調理。肉の部位ごとに揚げ時間や火加減を調整し、表面はサクサクの食感、中身はジューシーな仕上がりが楽しめる。
併設のバーカウンターでは、日の丸ウイスキー、日の丸ジン蔵風土、常陸野ネストビール、木内梅酒など、木内酒造の酒蔵や蒸溜所から直送される酒を一杯から楽しむこともできる。 また茨城県内のクラフトビールブルワリーが、ゲストビールとして入れ替わり登場する。ペアリングには、茨城県産の豚肉を加工した「常陸野ハム バレルスモーク」の生ハムやソーセージなどを用意し、クラフトビールの旨味を引き立てる。同社では、「各ブルワリーのドラフトビールやボトルビールをエキナカで飲み比べ、茨城の魅力を堪能してもらいたい」としている。