キッコーマン食品は3月31日に、家庭での食品ロス削減に役立つ特設サイト「おトクはっけん冷蔵庫 みつけて!あまりんズ」を公開した。使い切れずに冷蔵庫で余りやすい食材や調味料を無駄なく使い切るためのレシピや食材をおいしく保存するためのテクニックを楽しく紹介している。
同サイトは、冷蔵庫で余りやすい食材や調味料を、無駄なく使い切るためのレシピやテクニックを楽しく紹介する特設サイトで、掲載したレシピやテクニックは、同社公式SNSでも定期的に紹介する。合わせて、流通企業とも連携し、店頭で広く伝えていく。
同社の調査によると、キャベツ・白菜・大根等の大きな野菜や、焼肉のたれ・トマトケチャップ等の用途が限定されやすい調味料が、家庭の冷蔵庫に余りやすいことがわかりった。サイトでは、これらの食材に合わせたおすすめの使い切りレシピや、余りやすい調味料を活用したレシピを紹介する。また、キャベツの芯や白菜の外葉等、普段捨ててしまいがちな部分をおいしく調理するレシピや食材を長持ちさせる保存方法も伝えていく。
日本の食品ロスは522万トンあり、そのうち約半数の247万トンが家庭からの食品ロスとなっている。要因は「食べ残し」、賞味期限切れ等で未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」、野菜の茎や皮等食べられるところまで捨ててしまう「過剰除去」がある。
同社の経営理念のひとつは「地球社会にとって存在意義のある企業をめざす」で、今後も事業活動を通じて社会課題の解決に貢献できるよう、取り組んでいく。