キッコーマン食品は、8月1日納品分から、料理の素「うちのごはん」やつゆ類「具麺」、たれ類「すき焼きのたれ」「焼肉のたれ」などの価格を改定する。
各商品のコストアップを、製造コスト削減や物流合理化等の企業努力により吸収してきたが、「原材料価格やエネルギーコストの上昇を、自社でのコスト削減努力だけでは吸収できない状況」とし、価格改定に踏み切る。同社は、「今後も引き続きコスト削減などにより、生産性の向上を図っていく」としている。
【対象商品・改定内容】
▽料理の素=キッコーマンうちのごはん、デルモンテ洋ごはんつくろ36アイテム、希望小売価格で約10~12%の価格引き上げ
▽つゆ類=キッコーマン具麺7アイテム、希望小売価格で約8%の価格引き上げ
▽たれ類=すき焼のたれ・焼肉のたれ等30アイテム、希望小売価格で約4~16%の価格引き上げ
▽みりん類=マンジョウ本みりん、キッコーマン料理酒など24アイテム、希望小売価格で約5~11%の価格引き上げ
▽中華調味料=オイスターソース・豆板醤など5アイテム、希望小売価格で約10~20%の価格引き上げ
▽加工・業務用しょうゆ=粉末しょうゆ含む81アイテム(4月1日納品分から価格改定実施アイテムを除く)
▽発酵うまみ調味料=8アイテム
▽加工穀類=5アイテム
また、同グループのマンズワイン㈱は、10月1日納品分から、ワイン類の価格を改定する。
今回の価格改定は、10月1日に施行される酒税の税率改正と、原材料価格やエネルギーコストの上昇を受けて実施するもの。原材料価格やエネルギーコストの上昇について、同社は、各商品のコストアップを 製造コスト削減や物流合理化等の企業努力により吸収してきたが、「自社でのコスト削減努力だけでは吸収できない状況」とし、値上げに踏み切る。同社は、「今後も引き続きコスト削減等により、生産性の向上を図っていく」としている。
対象商品は、日本ワイン39アイテム、国内製造ワイン1アイテム、調理用ワイン43アイテム、ワイン風調味料(一部キッコーマンブランドを含む5アイテム)となる。