【大阪】ベルギービールウィークエンド実行委員会は、「ベルギービールウィークエンド2023大阪」を5月24~28日、中之島公園の中央公会堂で5日間開催した。
11回目を迎えた同イベントは、会場を中之島に移し(昨年は大阪城公園で開催)、13タイプ54種類のベルギービールを提供した。
ベルギービールウィークエンド(BBW)は、毎年9月の第一週末に、ベルギーの首都ブリュッセルで開催され、世界遺産に指定された美しいグランプラス広場が世界中のビールファンでにぎわう。ベルギーが世界最大のビール大国と呼ばれる理由は、人口1000万人が暮らす小さな国であるに、およそ380カ所のビール醸造所があり、1500種以上のビールが造られているからである。
日本でも2019年9月10日に六本木ヒルズで初開催を果たし、今年で14年目となりこれまで140万人を超える来場者を迎え、日本有数の屋外イベントに成長した。
2023年は、全国6会場(豊洲、名古屋、横浜、大阪、六本木、新宿)で開催している。
会場は、中央公会堂前にステージを設け、ステージ前にテントエリアとオープンエリアの席を多数用意し、来場客は受付で受け取ったオリジナルマイグラスを片手に、ビール提供ブースにてお気に入りの1杯を探した。ビールをおかわりする際には、会場内に設置されたベルギー製のグラスリンサー(洗浄機)でグラスをそそぎ、おかわりを提供してもらう。
あわせてフードブースも多数出展し、ブーレットやカルボナードをはじめとするベルギー伝統の料理のほか、ベルギービールに合うギョウザなど幅広いフードメニューを揃えた。
またステージイベントでは、4年ぶりにベルギーからアーティストら来日し、連日熱いライブで同イベントを盛り上げた。
5月24日にはオープニングセレモニーを開催し、ドゥ・ビルデルリング駐日ベルギー王国大使は、「このような素晴らしい場所でベルギービールのイベントが開催でき、大阪市に感謝したい。今年は4年ぶりにベルギーからアーティストを招き、ライブも行うので、ベルギービールとともに大いに盛り上がってほしい。もうすぐ開催される大阪万博でも、ベルギーのパビリオンのオープンを予定している」と来場客に呼びかけた。