国内初、女性審査員による日本酒コンクールを開催

　一般社団法人日本のＳＡＫＥとＷＩＮＥを愛する女性の会（ＳＡＫＥ女の会）は、国内初の女性審査員による日本酒コンクール「Ｊａｐａｎ　Ｗｏｍｅｎ′ｓ　ＳＡＫＥ　Ａｗａｒｄ～美酒コンクール～（通称：美酒コン）」の第１回東京大会を開催する。
　「日本の伝統文化の継承」「地域経済の活性化」「女性が活躍する社会の実現」の３つを目的に開催するもので、部門カテゴリーを特定名称ではなく、一般消費者の日本酒選びの指標となるように、「スパークリング部門」「フルーティー部門」「ライト＆ドライ部門」「リッチ＆ウマミ部門」「エイジド部門」「ロウ・アルコール部門」と香りや味わいで分けて審査を行うという。
　第１回東京大会の出品エントリー期間は６月１日～８月31日で、審査は９月28日、表彰式・大試飲会は10月27日に行う。また、第２回（２０２４年）は、北陸新幹線福井敦賀延伸を記念して、福井を主とした北陸大会とし、第３回（２０２５年）は、大阪・関西万博会場内で大阪大会の開催を予定しているといい、「全国各地で行うことによって、日本酒をベースとした観光活性・地域活性を見据えていく」としている。
　ＳＡＫＥ女の会は、「単なるコンクールではなく、ひいては日本酒の教育・啓もう、販売促進、酒蔵ツアー造成・ＳＡＫＥインバウンド拡大など各方面での日本文化発展のプラットフォームとなることを目指す」としている。
　エントリーはＨＰ（https://bishucon.com/）から受け付けている。