サッポロビールが販売する日本ワイン「グランポレール 安曇野池田シラー2017」と「グランポレール 余市ピノ・ノワール2018」が、「Decanter World Wine Awards2023(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023)」で銅賞を受賞した。
「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2023」は、1975年に創刊した世界的に有名なイギリス月刊ワイン雑誌「デキャンター」によって主催される国際ワインコンテストで、今年で20年目を迎える世界最大級のワインコンペティションとして知られている。
「グランポレール」は国産ぶどうを100%使用した日本ワインで、世界と肩を並べる品質の高いワインづくりを目指した同社ワインのフラッグシップブランドとして2003年に販売を開始している。今年誕生20周年を迎え、「想いをつなぐ日本ワイン」を新たなコンセプトに掲げ、6月には新ヴィンテージ12商品を発売。これまで大切にしてきた「産地」「ぶどうの個性」「つくり手の情熱」をより一層消費者に共感してもらえるよう、新たな消費者接点の拡大にも取り組んでいる。
今回銅賞を受賞した「グランポレール 安曇野池田シラー2017」は、2009年に長野県で開園した高品質なフランス系品種の栽培を手がける自社畑の安曇野池田ヴィンヤードのワインで、また「グランポレール 余市ピノ・ノワール2018」は1990年から北海道余市でワイン用のぶどうづくりに取り組む契約栽培農家が手掛ける北海道余市弘津ヴィンヤードのワイン。いずれもグランポレールのシングルヴィンヤードシリーズの商品として提供している。
同社は、「これからも『想いをつなぐ日本ワイン』グランポレールを通じて新たなチャレンジを行い、日本ワイン市場の活性化を目指す」としている。
【「グランポレール 安曇野池田シラー2017」】
小粒で色付きの良い、凝縮感あるぶどうから、品質の良いぶどうだけを選んで醸造している。シラーの特長である黒胡椒などのスパイスの香りに加え、ベリー系の香り、濃厚で凝縮感がありながら、きめの細かい甘く滑らかなタンニンを合わせ持つ日本ワイン。
【「グランポレール 余市ピノ・ノワール2018」】
余市のピノ・ノワールの特長は、そのチャーミングなアロマと繊細なタンニンにあると考え、荒々しいタンニンが抽出されないよう、手作業で調節のしやすいピジャージュ(パンチダウン)主体でマセレーションを行った。すみれやイチゴを想わせる華やかなアロマ、柔らかなタンニンと鮮やかな酸味、ビロードのように滑らかな余韻が魅力の日本ワイン。